バストをあらわにした自由の女神

  • Posted on 2月 26, 2011 at 03:07

18世紀のフランスには、過激さをほどほどにしたアマゾン族の偶像が現れました。片方のバストを衣服でおおい、もう片方のバストをあらわにした自由の女神がつくられたのです。

バストをすすんで露出したこと(少なくとも一時的な着衣の乱れを意に介さなかったこと)は大義に心身を捧げている証でした。

もっと時代が下ると、がんの治療のために乳房を切除した女性が戦士アマゾンと同じ姿になり、雑誌の表紙や広告で左右アンバランスな上半身を誇らしげに、しかし怒りをこめて公けにしています。

バストのあった場所に、大きく斜めに傷痕が残ります。弓か弾帯のように胸部を横切るそれは怒りに燃える美しさに満ちて、見る者をぎくりとさせ、心をかきたてるのです。

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