アルコールと口臭の関係

  • Posted on 5月 10, 2011 at 14:13

日本酒をたくさん飲んだ翌日に、息が甘ぐさく感じたことのある人はいませんか? 
アルコールは糖質なので、それが分解されて出てくるアセトン臭が、息に混じるからです。

なお、ウコンは飲酒時に摂取するとアルコールのからだヘの影響を減弱する効果が報告されています。

二日酔いになるほどの過度の飲酒は禁物です。
節度ある適度な飲酒量としては、純アルコ-ルで1日平均20gまでとされています。

口臭と関連している病気には、口の中の病気、鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気などが考えられていますが、とくに口の中の病気が、口臭発生の最も大きな原因となっています。

口臭・体臭の予防対策は体質改善で消せる!

これは、実際にあった症例です。「食事の味を感じなくなってきた」と、60歳の男性の患者さんが大学病院に来院しました。

最初は、味覚の低下ということで耳鼻咽喉科を受診したり、舌から血がにじむこともあったので、近所の歯科医院でとがった歯を少し削ってもらうなどの処置を受けたりしましたが、症状は少しも改善しなかったそうです。

実際に味覚検査を行うと、確かに普通の人より基本4味(甘味・塩味・酸味・苦味)の味覚が低下していました。血液検査で亜鉛や銅や鉄など味覚に関係する微量元素も調べましたが、とくに異常は認められませんでした。歯磨き習慣について質問したところ、口臭予防のために、かたい歯ブラシを使って自己流の舌清掃を毎日行っていることがわかりました。

舌をよく観察してみると、少し血がにじんでいる箇所がありました。家で、毎日使用している歯ブラシをみせてもらうと、毛がかたい大きめの歯ブラシでした。力強く磨かないと舌の汚れがとれないと思い、かたい毛先の歯ブラシでかなり力を入れて、乱暴にゴシゴシと舌苔をとっていたそうです。

すぐにその日から、舌清掃を中止していただきました。そして、その2週間後に再度来院してもらい確認したところ、味覚は正常範囲に戻っていました。

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