人間のバストが大きく保たれる仕組み

  • Posted on 12月 28, 2010 at 18:18

人間のバストをこれだけ大きくする脂肪細胞を制御しているものが何なのか・・実は正確にはわかっていません。乳腺は汗腺が変化したものだから、乳はきわめて栄養に富んだ汗と言えます。乳腺刺激ホルモンのプロラクチンは、哺乳類以前には、魚類など初期の脊椎動物で水分と塩分のバランスを保つはたらきをしていました。

早い話が魚に汗をかかせていたのです。原始的哺乳類と考えられている単孔類のカモノハシとハリモグラには乳頭がなく、子供は母親の皮膚にある腺から汗のように湧きでてくる乳をなめます。

乳房細胞が発達しはじめるのは早く、胎生四ヵ月までには平行する二本の乳腺堤上に成長します。乳腺堤とは哺乳類の績高から鼠蹊部にかけて弓状に走る線のことです。乳腺堤は男性にもありますが、後にホルモンに刺激されてバストと呼ぶにふさわしい大きさになるのは女性だけです。

大澤美樹の【バストアップラボ

ネズミや豚では、二本の乳の細長い筋が、たくさんの子を産んでも足りるように合計8個の乳頭に発達します。一度に一頭か二頭の子しか産まない象や牛、山羊、霊長類などの哺乳類は二本の乳腺で事足りるため、長い乳腺堤の一部は胎児期に退化します。草食動物では乳頭が後架にあり、子供は母親の力強い後ろ足と胸郭に守られて乳を飲めます。

原始的な霊長類であるアイアイも、ふたつの乳頭が後架にあります。だが、子供を抱きかかえるか胸にしがみつかせる(樹上では便利な移動方法)サル、類人猿、人間では、乳をあふれさせる乳頭は績の下に最も近い、いちばん上のふたつになりました。

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